銀座2丁目の銀座ベルビア館の中にあるニュージランドレストラン。 ランチが充実しているので休日の昼過ぎに行っても行列ができていたり、予定数に達して終わっていたりすることが多い。今日は、有楽町での映画の前に食事しようと11:30頃に行ったので待たずに入れた。ちなみに、空テーブルは3つだけで5分後には満員。
ランチメニューは1100円のもの1種類だけで選択の余地なし。最初はフレンチドレッシングのサラダ、これで二人分。ドレッシングは市販のサラッとしたものよりもドロッと濃くてしっかりした味で悪くない。
パンはガーリック風味のバケットかと思ったら、エシャロット風味。美味しいけど、ちょっと量が少ないかな。
次は、燻製卵のポテト和え。ポテトサラダに燻製卵、ブロッコリー、カリフラワーが入ってる。これも目先が変わって良い。
メインは白身魚のソテー、きのこソース。魚はたぶん鱈でそんなに旨味がある魚やないけど、分厚い身を丁寧に外側がカリッとなるよう焼いてある。ソースとの相性も良い。
そして、コーヒーを待つ間にグレープフルーツのグラニテが出てくる。
飲み物はエスプレッソを所望。
食事を終えて出てきた時には、並んでいる人が隣の店の前まで。
消費税増税で100円値上がりしたけど相変わらずコストパフォーマンスは高い。1000円前後でのランチは他にも良い店がいろいろあると思うけど、ここの料理は、作っている人が何か一工夫しようとしている気持ちが伝わってくる。
一方で、二人がけのテーブルが10程ならんだ客席に、機械的に同じ食事が運ばれてくる様は、なんというか給食を食べさせられていることを連想してしまう。この価格でランチを提供するには効率的に仕事を運ぶ必要があるのは分かるので、それを受け入れた上で行くならよい店と思う。
アロッサ 銀座店(東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館8F)