赤坂の別の店に行ってみたら貸し切りで入れずに代わりの店を求めて彷徨っていた時に通りがかった店。店頭の日本酒リストを見ると飲みたい酒がいくつかあって、値段もリーズナブルだったので入ってみた。
店内はカウンターとテーブル席があってカウンターへ案内される。
まずは「飛露喜」。
グラスは見たところ8勺くらいか。注ぐ際に受け皿にこぼしてくれる。やっぱり旨い。「飛露喜」はなかなか入らないらしく、これが最後の一本ですという一升瓶には残り2合くらい。
かみさんは「七田」、「山形正宗」、「裏・雅山流」の飲み比べセット。
きんぴらと酒盗をつまみに飲み始める。
さらに菜の花の昆布じめ。
刺し身は真鯛と鰯。
カウンターにはこれみよがしに「十四代」の空瓶が並ぶ。が、メニューにはなし。
次に何にしようか迷っていたら、「裏メニューもあります」というので聞いてみたら、「十四代」と「而今」があるという。迷わず「十四代」。
プレミアが付いて入手困難、ネットではバカ高値で売られている「十四代」でもこの「本丸」は一番グレードの低いもの。それでも華やかな香りと厚みのある味は本醸造とは思えない旨さ。
メニューは印刷したものの他に黒板におすすめが並ぶ。
豆腐サラダは思ったより大盛り。
続いて、これも飲んでみたかった「出羽桜」。香り抑えめ旨みたっぷりの好みの味。
ハラミのステーキ。
最後は飲み比べセットに入っていた「裏・雅山流」をもう1杯。香りが良くてフレッシュ感のある酒。
そしてシメの焼きおにぎり。
この焼きおにぎり、中まで味がついていて意外とうまかった。
小奇麗な居酒屋といった感じの店。この種の店としては日本酒の品揃えが良い。場所柄サラリーマンの客が多くてすぐに満員になっていた。料理は創作料理系なので何度も食べたいとまで思わないけど、居酒屋のメニューとしては上々。
男前料理 酒・菜 おかず(東京都港区赤坂2-12-18)