今日の映画 – それでも夜は明ける(12 Years a Slave)

今年のアカデミー作品賞、助演女優賞、脚色賞を受賞した映画。日曜日の朝の上映で思ったほど混んでなかった。

映画は自由黒人の主人公が1841年に騙されて奴隷として南部へ売られて、再び自由を取り戻すまでの12年間を描いたもの。監督は黒人監督のスティーヴ・マックィーン。

それでも夜は明ける

さすがにアカデミー作品賞を取るだけのことはあって、しっかりとした造りの映画。 1840~50年代のアメリカの町の風景や衣装に至るまで真面目に作りこんでる印象。

映像は南部の綿畑など画面が明るいシーンもけっこう多いけど、ストーリーが重い。主人公が奴隷として暮らしたのは12年やけど、映画の中で描かれるのは感覚的に5~6年くらいに感じた、最後は12年歳をとった老け顔になってるけど、差分の6~7年はどうなってるねん? と、ツッコミ入れる気もせんほど重たい。

出演者ではパッツィー役のルピタ・ニョンゴが助演女優賞。これは妥当なとこ。

ベネディクト・カンバーバッチは印象には残るけどさほど重要やない役。将来性ある役者やから、さらに大きな役をやるまでの通過点かな。

ブラッド・ピットはええとこ取りのちょい役。本人は役者よりもプロデューサー志向か。

総合的に、ええ映画というのは間違いないけど、個人的にものすごい好きかどうかというと、う~んというとこ。 主人公に感情移入すると、最後は自由に戻れて良かったやんということやけど、そしたらパッツィーはどうなんねん。 というようなことを考えるとハッピー・エンドというもんでもない。

重たいテーマに挑んだというのは立派やし、作品賞獲ったことで映画史に残ることは間違いないけど、もう一回繰り返して観たいかというとそれほどでもないというのが正直なとこ。


Trailer


2014年に観た映画一覧

番号 邦題 原題 監督 評価
1 ブランカニエベス Blancanieves Pablo Berger 4
2 フォンターナ広場 イタリアの陰謀 Romanzo di una strage Marco Tullio Giordana 3
3 鑑定士と顔のない依頼人 The Best Offer Giuseppe Tornatore 3
4 オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ Only Lovers Left Alive Jim Jarmusch 4
5 さよなら、アドルフ Lore Cate Shortland 3
6 ROOM237 Room 237 Rodney Ascher 2
7 エレニの帰郷 The Dust of Time Theo Angelopoulos 4
8 アメリカン・ハッスル American Hustle David O. Russell 3.5
9 ウルフ・オブ・ウォールストリート The Wolf of Wall Street Martin Scorsese 4.5
10 大統領執事の涙 The Butlerl Lee Daniels 3.5
11 エージェント:ライアン Jack Ryan: Shadow Recruit Kenneth Branagh 2.5
12 ダラス・バイヤーズクラブ Dallas Buyers Club Jean-Marc Vallee 4.5
13 MUD – マッド – Mud Jeff Nichols 3.5
14 ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅 Nebraska Alexander Payne 3.5
15 それでも夜は明ける 12 Years a Slave Steve McQueen 4
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